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会社の概要

 佛山パーカー表面改質有限公司

 

佛山パーカー表面改質有限公司は2005年4月7日に創立。佛山南海区南海科技工業園汽配区小小路1号Bに位置し、日本パーカライジング株式会社、パーカー熱処理工業株式会社、浜松熱処理工業株式会社、旭千代田工業株式会社4社の出資による日系独資会社です。(投資額は4,196万米ドル) 日本パーカーグループは、中国国内に数社の独資または合弁の拠点を持ち、東南アジア・ヨーロッパ・北米地域に拠点を持つグローバル会社で、金属熱処理・表面処理・防錆処理などの分野において先端技術を用い国際トップクラスの地位を確立し、国際的な市場経済ネットワークを構築しています。

 

弊社は日本の金属表面処理技術・熱処理技術・設備・化学的な管理方法を導入し、各種の機能部品に対し表面処理・熱処理を行い、同業界内でトップレベルにあり、数多くの日系企業の製品に対し、付加価値を提供しています。環境についても最新の環境保護設備を有しています。弊社は創立から『全員で協力して、顧客要求を満たして顧客の信頼を受ける製品・技術を提供する』ことを品質方針とし、生産・経営の中で厳しく実行し『製品不良“0”、顧客クレーム“0”』に努め、顧客に対しタイムリーかつ安定したサービスを提供しています。弊社は2007年にISO9001品質保証システムを取得、2011年3月にはTS16949品質保証システムを取得切替し、2018年6月にはIATF16949品質保証システムへ切替取得済みです。環境については2009年6月にISO14001環境マネージメントシステムを取得。業界トップの管理体制を整えるよう常に改善・管理しています。

 

軟窒化処理(イソナイト処理・ガス軟窒化処理)

定義:一定の温度・一定の塩浴またはガス雰囲気の中で、部品表層に鉄と窒素の化合物層を生成させる熱処理技術である。

目的:窒化処理を受けた部品は優れた耐摩耗性・耐疲労性・耐食性と耐高温性の特性を備える。   

応用範囲:自動車用バルブ、ブレーキパッド、ピストンなど。

 

ガス浸炭焼入れ・ガス浸炭窒化焼入れ・低温浸炭窒化焼入れ

定義:鋼材に合わせた温度・浸炭性ガス中で炭素を部品表層に浸透させた後焼入れさせる熱処理技術である。

目的:内部は柔軟な組織のままになるため靭性があり、表層は硬化し耐磨耗性が向上する。


水蒸気処理(ホモ処理)

定義:一定の温度中で水蒸気を添加し、部品表面に四三酸化鉄を生成させる。

目的:耐食性の向上

 

各種類の燐酸皮膜処理

定義:金属と燐酸や燐酸塩に化学反応をさせて、その表面に一層の安定な燐酸塩膜を形成する処理方法である。
目的:基体の金属に保護を提供して、一定の程度で金属が腐食されることを防止する。塗装の前に下地処理をして、塗膜の付着力と耐食能力を高める。金属の冷間加工技術で摩擦を減らして潤滑する役割を果たす。
応用範囲:歯車 ベアリング

 

二硫化モリブデン、テフロン(各種類の固体潤滑塗装)

定義:固体潤滑剤(主にフッ素、二硫化モリブデン、石墨の単量体から混合されたもの)を使って一定の条件で品物の表面に一層の表面処理皮膜と固体潤滑皮膜を形成する。
目的:部品の潤滑性、絶縁性、耐磨耗性、耐食性、耐熱性と耐荷重を高める。
応用範囲:軸類、スプリング、歯車、ピストンリング